30日大引けの東京市場は小反落、日経平均は前日比12円13銭安の1万6725円36銭で引けた。朝寄りは急騰後の反動で利食い売りの動きだったが、その後は買い戻しから前日終値近辺まで戻した。
個別ではクスリのアオキ、アドクリ、グローバル社、インフォマート、関西スーパー、ビューティーガレージ、メタウォーター、丸和運輸が値下がり率上位に売られた。半面、WSCOPE、チタン工、PCデポ、ハピネット、クックパッド、電子材料、芝浦、ユニデンHD、伊予銀などは値上がり率上位に買われ、トヨタや三菱UFJも高い。
この日は薄商いのなか、終始小動きとなった。為替は1ドル102円台まで円安となったが、ここから更なる円安になるには材料不足。週末の米雇用統計が発表されFRBの利上げの動向を見極めるまでは手掛かり材料難のなかで膠着状態が続きそうだ。
証券市場新聞