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請負工事の施工も順調
大和ハウス工業(1925)の22年3月期上半期は新型コロナ変異種感染拡大にる影響が懸念されるなか堅調に推移した模様だ。
第1四半期は連結売上高9206億5800万円(前年同期比3.1%増)、営業利益584億4000万円(同4.9%減)、最終利益385億8500万円(同17.2%増)で着地した。戸建・賃貸住宅の受注が底堅く、請負工事の施工も順調に進み増収を確保、営業減益もコロナ一時費用の影響を考慮すると実質は増益で、最終段階は2ケタ超の増益になった。
データセンターなど成長分野への取り組みを強める
第2四半期について、分譲住宅は伸び悩み気味ながらコロナ禍のニューノーマルに対応した提案により戸建住宅が好調を維持。海外では米国戸建住宅が住宅価格が高騰するなかでも販売を拡大しおり、さらに、M&Aによりサウスカロライナ、テキサスに続きフロリダにも事業エリアを広げている。
商業・事業施設はドラッグストアやホームセンター、スーパー、ロードサイド店などの開発が伸び、ホテルなどの伸び悩みをカバー、データセンターなど成長分野への取り組みを強めることで施工が順調に進み受注も拡大しており、2Qは計画比強含みで推移している。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
by 株価チャート「ストチャ」
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