6期連続で完成在庫0目指す|エスリード【取材メモ】

取材メモ|企業取材 証券市場新聞
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関西エリアのマンション供給戸数ではトップクラス

エスリード(8877)はマンション分譲事業を柱とし、その周辺事業として建物管理や賃貸管理、不動産仲介、建設・リフォーム事業を展開するとともに戸建分譲、電力供給、学生寮、宿泊施設の運営・管理事業など多分野で事業を展開、関西エリアのマンション供給戸数ではトップクラスを誇り、グループ会社を通じて高圧一括受電サービスや太陽光発電など多様なエネルギー事業も展開している。

22年3月期は過去最高益を目指す

今22年3月期については通期連結売上高で750億円(前期比8.7%増)、営業利益で83億円(同18.3%増)と過去最高益を見込んでいる。同社では引渡基準を採用しており、マンションの売買契約成立時ではなく、マンションの顧客への引渡をもって売り上げが計上され、第2四半期以降に計上される傾向にあるが、既に第1四半期では売上高83億74百万円(前年同期比41.3%増)、営業利益で2億74百万円(前年同期1百万円の赤字)と大幅増収かつ営業黒字を達成している。WEB商談システムの活用など非対面での販売方法を拡充しており、コロナ禍での取り組みも安定した契約に貢献、これにより、21年3月期までで5期連続で「完成在庫0」を達成、今期で6期連続での「完成在庫0」を目指す。

不動産証券化事業に注力

昨年6月に名古屋エリア第1号の分譲を開始し、「今後さらに名古屋での事業を拡大する」(会社側)ことに加えて、第三の柱として不動産証券化事業に注力、今年3月に新会社エスリード・アセットマネジメントを設立し、機関投資家・個人投資家の需要に応えるべく、私募ファンド・REITの運用体制の検討など、具体的な準備を進めている。

 

エスリード新栄プライム

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