取材メモ~タキロンの兵頭社長はインフラ需要の取り込みに意欲

取材メモ|企業取材 証券市場新聞

第2四半期は2ケタ営業増益

タキロン(4215)が9日付で発表した今17年3月期の第2四半期累計(4~9月)連結決算は売上高で350億6800万円(前年同期比0.4%増)、営業利益で15億3900万円(同11.1%増)と営業利益では2ケタ増益を達成した。住環境事業の住設資材部門では管工機材やその他住宅資材が伸び悩んだものの、主力のサイホン雨どいシステム「ジェットライン」が堅調に推移、床事業ではマンション改修市場で伸びており、高機能材事業もアジアを中心とした海外の半導体・液晶製造装置向け工業用プレートが好調に推移している。10日に大阪市の北区の本社で行われた決算説明会の席上、兵頭克盛社長は「国内では今後、インフラのリニューアルが活発化してくことから関連需要の取り込みへ向けて力を入れていく」とし、来年1月に予定しているシーアイ化成との経営統合による業容拡大にも意欲を見せた。通期業績は売上高800億円(前期比9.7%増)、営業利益50億円(同31.8%増)と従来予想を据え置いている。

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