取材メモ|企業取材 証券市場新聞

三社電機製作所(6882)は成長分野へ食い込む

 三社電機製作所(6882)は18年3月期第2四半期の連結決算が期初計画を大幅に超過し、通期予想を上方修正。売上高240億円(前期比19・6%増)、経常利益12憶5000万円(同5・7倍)と大幅増収で利益が急回復する見込み。けん引役は中国を中心にした商用エアコン向けモジュールで、国内もFA機器向けが好調に推移、電源機器も金属表面処理用がスマートフォンの電子部品向けをじめ、プリント配線板向けなどの貴金属めっき用が伸びた。加えて、小型電源事業子会社が収益貢献、大型電源にも動きが出ている。

中計見直しさらに収益拡大

 第2四半期末の受注残は前年同期比2割弱増加、年明け以降に繁忙期を迎えることから、通期業績計画は最低ラインとみられるが「16年3月期以前と比べると特に好況感はない」(企画本部広報部)としており、一段の収益拡大へ現在推進中の中期経営計画の見直し作業に着手した。すでにパナソニック(6752)とはパワー半導体の量産化にめどをつけており、さらに、リチウム電池材料を含めた成長分野へいかに食い込むかにポイントを置いて見直しを進め、「2~3月中に修正計画を公表する」(同)としている。




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