取材メモ|企業取材 証券市場新聞

フードビジネス業界の多様化するニーズに対応した製品が収益拡大に貢献

ニイタカ(4465)が26日大引け後に18年5月期の第2四半期累計(6~11月)の連結決算を発表。売上高は81億2000万円(前年同期比5.7%増)、営業利益は5億900万円(同9.1%減)、最終利益は3億6900万円(同6.3%減)と増収減益となった。将来に向けての人材などへの投資やスイショウ油化工業の子会社化による費用発生が利益を圧迫しているが、決算発表の席上、奥山吉招社長は「ウイルス対応力を強化した新製品『ノロスター』が計画を大幅に上回る好調」としており、アルコール系除菌剤を含めてフードビジネス業界の多様化するニーズに対応した製品が収益拡大に貢献している。

ノロウィルス対策セミナーが奏功

通期は売上高168億円(前期比7.5%増)、営業利益11億5000万円(同6.8%増)、純利益8億円(同2.8%増)と従来予想を据え置いている。「ノロスター」は複数のノンエンベロープウイルス(ノロウィルス)を99.999%以上除去できることがノロウィルス対策セミナーなどを通じて評価を高めており、9月1日からの発売後2か月間で計画に対し2.16倍の売り上げとなっている。下期からは大手外食チェーンへの新規納入が開始されるうえ、12月からは手指消毒用タイプの「Nスター」も発売。

人手不足に貢献する画期的製品

2月には厨房の床清掃などで威力を発揮する新製品の投入も予定している。油汚れの除去や泡切れの良さなどで従来製品を上回る効率清掃が可能とのことで、人手不足で悩む外食産業や食品製造現場で提案していく考えだ。加えて「スイショウ油化工業とのシナジー効果も追及する」(奥山吉招社長)する考えだ。

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