取材メモ|企業取材 証券市場新聞

中期経営課題を着実に

 三社電機製作所(6882)は19年3月期第3四半期累計の連結決算は、経常利益13億9300万円(前年同期比26.2増)と大幅増益で着地。主力のパワーモジュールがFA機器や各種インバータ向けに伸び、リチウムイオン電池や電解コンデンサ向けなど素材加工用電源が堅調だった。通期は期中上方修正で18億円(同21.5%増)を見込むが、3Qの進捗率は77.4%と順調、コスト対策の進展や受注状況から通期計画達成にメドが立ち、期末配当を18円として、年間配当を28円(前期20円)に増配する。

半導体は小型化・高効率化ニーズに対応

 ただ、スマートフォン関連減速の影響を受けた表面処理用電源や半導体が伸び悩むなど、受注環境には厳しさが増しており、中期経営計画2年目となる20年3月期は中計に掲げた経営課題を着実にこなすことで収益力を強化する構え。半導体は小型化・高効率化ニーズに対応、電源機器は自動車向け表面処理用電源や中国向け焼却灰溶融電源の拡販により、海外売上比率を5割に引き上げる。すでに、半導体は東南アジアで白モノ家電向けが伸びており「今後は大型電源をどれだけ上積みできるかがポイント」(会社側)としている。

by 株価チャート「ストチャ」

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