2023/4/10月曜日
チャートから読む騰落銘柄
キユーピー
岩谷産業
鶏卵供給不足を受けて23年11月期予想を下方修正。これを受けて7日に2183円まで下落。1月11日の年初来安値2116円を割らなければ一旦は下げ止まるが、そうでなければ2000円割れ目指す?
政府の水素基本戦略などを受けて4月5日に6210円の年初来高値をつける。この水準を抜けると2021年11月の急落前の水準である6800円から7000円近辺までフシはない。利益確定売り後の動きに注目。
動意銘柄
かっこ
がストップ高
かっこ<4166>が7日にストップ高。5日に不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」をカメラのキタムラなどを展開するキタムラ(東京都新宿区)が導入したと発表したことが引き続き材料視された。 「O-PLUX」は、データサイエンスを活用した独自の審査ロジックにより、不正注文をリアルタイムに検知し、クレジットカードのなりすまし注文、不正転売・悪質転売、後払い未払い等の不正被害の防止及び審査業務の自動化を実現するクラウドサービス。
ヘッドWが
ストップ高
ヘッドウォーター<4011>が7日にストップ高買い気配。6日、米エヌビディアのエッジAIスーパーコンピューター「NVIDIA Jetson」シリーズに標準対応したエッジAIデバイス管理ソリョーション「SyncLect Edge AI DMS」を開発したと発表した。広域に大量設置したデバイスを遠隔モニタリングで一元管理、スマートストアやスマートビルディング、スマートファクトリーを展開する企業のデバイス管理業務に対する負荷軽減と効率化を実現する高性能かつセキュアなソリューションとしており、早期実用化と収益貢献が期待された。
GSIクレ
一段高
GSIクレオス<8101>が一段高。同社はこの日、竹中製作所(東大阪市)と共同開発の高機能表面処理「ナノテクト」が、世界最大の石油会社サウジアラムコにプラント用締結部材向け表面処理として採用されることが正式決定したと発表したことが好感された。
Eインフィ
ストップ高
アースインフィニティ<7692>が7日にストップ高。東京証券取引所が、信用取引による新規の売り付け及び買い付けに係る委託保証金率を70%以上(うち現金40%以上)とする信用取引の臨時措置を6日売買分から解除すると発表しており、取引規制緩和による需給好転期待が高まった。
WNIウェザー
が急反発
ウェザーニューズ<4825>が7日に急反発。前日取引終了後に発表した23年5月期第3四半期累計の連結決算は、営業利益25億1000万円(前年同期比18.5%増)と大幅増益で着地したことが好感された。独自コンテンツ充実でアプリ利用者数が増加、サブスクリプションサービスや広告収入が好調に推移しており、インバウンド需要回復で航空気象も堅調だった。通期計画の32億円(前期比10.2%増)に対する3Qの進捗率は78%を超え、収益上振れも意識された。
ダイセキS
大幅続落
ダイセキ環境ソリューション<1712>が6日に大幅続落。5日取引終了後、プライム市場からスタンダード市場へ市場区分変更を申請すると発表したことで失望売り浴びた。大型のインフラ整備案件が計画通りの入荷がなく、業績は計画を下回って推移、流通株式時価総額がプライム上場維持基準に達しておらず、経過措置期間内に基準に適合しないリスクを考慮した。親会社のダイセキ<9793>も嫌気売りに大幅安。
編集後記
4月からの新年度入り。街中でも新社会人の歩く姿を見返るが、新人の頃の自分がどうだったかと振り返るが、4月上旬時点でまだ職探しをしていたのを思い出した。あの頃、こうしておいたおけばよかったと後悔ばかりだが、失敗も経験だったと今になって思う。
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