目次
ソフトバンクG押し上げ効果で後場一段高
9日の東京市場は急反発しました。日経平均は350円高です。英国で新型コロナワクチン接種が始まったことを好感して前日の米株市場は3指数揃って上昇、寄り前に発表された10月機械受注が予想を上回る急回復を示したことも支えになり、高寄りのあとも上げ幅を広げました。後場に入るとMBOが伝わったソフトバンクGの急伸が指数を押し上げ、一段高となりました。
下げない相場続く
週末にSQを控え膠着感の強い展開を予想していましたが、下値の買い意欲が強くワクチン承認や景気回復期待がショートカバーを誘ったのでしょう。日経平均は5日線を回復しており、下げない相場が続いています。一方、新興市場は景気敏感株が買われジャスダック平均は続伸しましたが、マザーズ指数は反落しており、ウイズコロナ、デジタル関連といったグロース株は戻り売りやIPOラッシュに備えた換金売りに上値を抑えられました。
三櫻工と三光合成に追撃買い
当面はグロース株の下げ止まりを待つ一方、材料株の短期売買で回していく方針で、前場は三櫻工業<6584>と三光合成<7888>に追撃買い、モリテック<5986>に打診買い、後場は6G関連の日本電波<6779>に打診買いを入れました。5日線をメドにした縦追い相場ですので割り切って対処したい考えです。また、M&Aによる資金負担への警戒感から売られていたオリンパス<7733>の切り返してきましたので追撃買いを入れています。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント