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反落も下値限られる
15日の日経平均は小幅に反落しました。日経平均は44円安です。世界的な新型コロナ感染再拡大を警戒して前日の米株市場でダウやS&Pが下落したことから、買い手控えムードが広がりました。Go To トラベルの一時停止が決まったことも旅行関連などを中心に景気敏感株への売りを誘発しました。ただ、時間外の米株価指数先物高を支えに上げに転じる場面があるなど、下値は限られています。
IPO2銘柄は好スタート
一方、新興市場ではIPO2銘柄が好スタートを切り、EVや電池関連などの材料株や中小型株の一角が引き続き物色されました。ただ、当面の利益確定売りに上げ一服、あるいは大幅に下落する銘柄も目立っており、後場は買いを見送りました。もっとも、全般膠着感が強まるなか、当面は材料株が物色の主体になると見ています。IPOの好発進が続けば資金還流も期待され、先行して調整していた日本金属がストップ高に買われており、材料株で年内もう一回転狙う考えです。
切り返すタイミング待つ
推奨銘柄ではカプコン<9697>やタツタ電線<5809>が小幅ながら下げに転じ、三櫻工業<6584>や澤藤電<6901>、フリー<4478>は大幅に反落しました。ただ、ただ、いずれも短期急騰の反動で、5日線上をキープするなど上昇基調が崩れたわけではありません。下げ止まりから明確に切り返すタイミングを待って追撃買いを入れたいと思います。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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