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見送られ小反落
週末25日の東京市場は小幅に反落しました。日経平均は118円安です。英国とEUのFTA合意を好感して米国株が上昇したことから、小幅に上昇して寄り付きましたが、その後は前日終値を挟んで方向感なく揉み合いました。海外投資家のクリスマス休暇入りで売り買いとも見送られ、東証1部売買代金は1兆2547億円と19年12月25日以来1年ぶりの低水準に落ち込んでいます。
個人主体の短期資金は中小型株へ
ただ、ソフトバンクGの下落が指数を54円押し下げ押し下げており、東1証部の騰落銘柄数は値上がり1312に対して値下がり764と値上りが大きく上回りました。全般膠着感が強まるなか個人主体の短期資金は中小型株に向かい、直近IPOには利益確定売りに反落する銘柄が目立ちましたが、IPOは順調でEVや電池関連の材料株に調整一巡から出直る銘柄が増え、大幅高に買われる銘柄も散見されました。
日本金属と三櫻工が後場上げ幅広げる
推奨銘柄では東映アニメ<4816>が新値追いとなり、前場に追撃買いを入れた日本金属<5491>と買い直した三櫻工<6584>が後場上げ幅を広げ、ファイバGT<9450>もしっかりです。他候補銘柄もおおむね底堅く推移しており、後場はスマレジ<4431>とオハラ<5218>に追撃買いを入れ、JMDC<4483>、大真空<6962>を買い直しました。週明けからは受け渡しベースで新年相場入りとなります。越年を念頭に銘柄を選別したいと思います。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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