目次
大幅高で３０年ぶり高値
２９日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は７１４円高で１９９０年以来３０年ぶりの高値水準に浮上しています。追加経済対策成立を好感して米株主要３指数がそろって最高値を更新したことで、リスクオンの流れが加速しました。フシ目の２万７０００円を突破すると売り物薄のなか先物買いがショートカバーを巻き込み、大きく水準を切り上げています。後場も勢いは止まず、一段高となりました。
マザーズ指数も急反発
きょうはインデックス主導で大型株優位の展開ながら、新興市場もグロース株を中心に買い直され、マザーズ指数が急反発、ジャスダック平均も反発しました。メルカリやフリー、ＪＭＤＣなどの主力株が買われ、ＩＰＯのオンデックは買い気配のまま引けています。また、ＥＶ、水素、電池関連などの材料株にも出直る銘柄が増えました。
一旦、利益と損失を相殺
推奨銘柄については年内に利益、損失を相殺して一旦キャッシュポジションを高める方針で、きょうはフリー<4478>や大真空<6962>の利益を確定する一方、オハラ<5218>、加地テック<6391>の損益、シルバーエッグ<3961>やモリテック<5986>などの損失を確定し、後場は売り買いともに見送りました。大納会のあすは新年相場で活躍が期待できる銘柄を値動きから探りたいと考えており、チャンスがあれば、越年を前提に銘柄を絞り込んで仕込みたいと思います。
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント