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続落し後場は様子見
大発会4日午前の東京市場は続落しました。日経平均は185円安です。12月31日の米国株式市場でNYダウが最高値を更新した流れを受け買い先行では今りましたが、菅首相が東京など1都3県に緊急事態宣言を発令する方向で検討していることが伝わり、リスク回避の売りに一時400円を超える下げになりました。一巡後は前引けにかけ急速に下げ渋っていましたが、5日に米ジョージア州で上院の決選投票を控え様子見気分が強まり、やや下げ幅を広げています。
材料株やグロース株は買われる
空運や電鉄など感染拡大で打撃を受けるセクターが売られる一方、ワクチンに関連する銘柄や遠隔医療のほか、再生エネやEV関連などの材料株やグロース株が買われました。東証1部の売買代金は2兆円に届かず薄商いが続くなか、前年末の急ピッチの上昇の反動で利益確定売りが上値を抑えており、全般は調整含みの展開が続きそうです。ただ、下値を売り込む動きはなく、ウイズコロナに位置づけられるグロース株や材料株など中小型の個別物色が続くでしょう。
日本金属に追撃買い
推奨銘柄については前年末に大半の損益を確定しましたが、手持ち銘柄はおおむね底堅く、後場は戻り足を強めてきた日本金属<5491>に追撃買いを入れ、フリー<4478>、大真空<6962>、ファイバGT<9450>を買い直しました。引き続き中小型材料株とグロース株のなかから過熱感なく高値奪回へ向かう銘柄を狙う方針です。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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