物色の流れ見極め【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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続落も下値限られる

6日の東京市場は4日続落になりました。日経平均は102円安です。前日の米国株式市場はNYダウなど主要指数がそろって高かったものの、ジョージア州での上院決選投票の結果待ちで模様眺め気分が強いなか、円が強含んでいることや新型コロナ感染拡大への警戒感が重しになりました。ただ、押目買に下値は限られ、東証1部の騰落銘柄数は値上がりが1428と全体の7割近くを占めています。

バリュー株買われTOPIXは上昇

ジョージア州での決選投票を巡り、時間外の米長期金利が1%に上昇したことで、割高感のあるグロース株が売られる一方、金融株などバリュー株が買われ、TOPIXは小幅ながら上昇して引けました。原油先物高を受けた鉱業株のほか海運、鉄鋼株も上昇しています。EVや水素、電池関連の材料株や新興市場のグロース株は伸び悩みましたが、金利が本格的に上昇する状況にはなく、個別物色の動きは続くでしょう。

フリーはしっかり

中小型中心の推奨銘柄は後場に入って伸び悩む銘柄が増えましたが、前場に追撃買いを入れたフリー<4478>はしっかり、打診買いの田中化研<4080>や恵和<4251>も底堅く、後場は中国工<5974>に追撃買いを入れました。ただ、目先はバリューシフトを意識させる展開となっていますので、あすは物色の流れを見極めたうえで動きたいと思います。

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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