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後場上げ幅縮めるも連日の高値
14日の東京市場は5日続伸しました。日経平均は241円高です。前日と同様に寄り付きは弱含んで始まりましたが、直ぐに上昇に転じ先物へのショートカバーを巻き込んで上げ幅を広げました。2万9000円に迫ったところからは利益確定売りに押され、上げ幅を縮めましたが、連日で昨年来高値を更新しています。
ゴム製品など景気敏感株が上昇
新型コロナ感染拡大への警戒感は強いものの、バイデン新政権の大型景気刺激策への期待や11月機械受注が予想を上回り増加したことも追い風になりました。けん引役だった半導体関連は高値警戒感から引けにかけ利食い売りに押されましたが、ゴム製品や建設、機械などの景気敏感株が上昇しました。一方で指数寄与度の高い大型株中心の展開で、中小型株は軟調に推移する銘柄が目立っています。
東映アニメが新値追い
推奨銘柄では東映アニメ<4816>が新値追い、カプコン<9697>は最高値を更新しましたが、新興銘柄を中心に値動きが鈍っており、オハラ<5218>の利益を確定するとともにHENNGE<4475>、フリー<4478>を処分して損益を相殺しました。ただ、追撃買いを入れた日電波<6779>は堅調です。あすは中核銘柄から物色が広がのるか、流れを見極めながら好業績の中小型株の買い場を探りたいと思います。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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