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イエレン報道に大幅反発
19日の東京市場は大幅に反発しました。日経平均は391円高です。前日のNY市場は休場でしたが、イエレン次期米財務長官が大規模経済対策に前向きな姿勢を示すと報じられたことを受け、時間外の米株価指数先物が高く、買いが優勢でした。半導体関連や電子部品など指数寄与度の高い値嵩株の上昇が指数を押し上げ、一時480円近くに上げ幅を広げています。
主力に買い偏り中小型は動き鈍い
ただ、主力銘柄に買いが偏ったことで、東証1部の騰落銘柄数は値上がり912に対して値下がり1187と値下がり銘柄数が上回りました。小型株指数やマザーズ指数は下落しており、中小型株は動きが鈍い銘柄が目立っています。それでも日経平均は前日の下げを吸収して5日線を上回るなど強い地合いが続いており、あすからはコア銘柄から物色が広がるかを見極めながら、銘柄を選別していくことになるでしょう。
中国工がストップ高
推奨銘柄について前場は大きな動きはありませんでしたが、後場から締まる銘柄が増えており、前場に追撃買いを入れた中国工<5974>がストップ高、東映アニメ<4816>は上げ幅を広げ、日本金属<5491>や日電波<6779>、澤藤電<6901>も底堅く推移しました。引き続き25日線を下値に出直ってくる好業績株や材料株の買い場を探りたいと思います。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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