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大幅続伸し30年ぶり2万9000円台
週明け8日午前の東京市場は大幅続伸、日経平均は598円高と30年6カ月ぶりに2万9000円台を回復しました。前週末の好地合いを引き継ぎ小高く寄り付いた後、追加経済対策早期成立への期待から時間外の米株価指数先物の上昇を追い風に先物主導で上げ幅を広げています。鉄鋼や海運、不動産など景気敏感株を中心に買いが広がり、東証1部の値上がり銘柄数は1651と8割近くを占め、全33業種が値上がりしました。
オムロンやダイセキが続伸
きょうも大型株中心の展開で、中小型主体の推奨銘柄には大きな動きはありませんでした。ただ、オムロン<6645>やダイセキ<9793>が続伸、メルカリ<4385>も反発に転じるなどおおむね底堅く推移しており、貨物輸送ニーズを背景に収益上振れ観測が強まっている近鉄エクス<9375>に追撃買いを入れました。決算発表後半は中小型株が中心になりますが、バリューシフトの流れのなか、先行して上昇した中小型株は好決算でも利益確定売りに押されるケースが目立っており、基本的に株価の反応を確認してから、スタンスを決めたい考えです。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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