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大幅反発し一時3万円台
週明け15日午前の東京市場は大幅に反発しました。日経平均は564円高で30年6カ月ぶりに3万円台を回復しています。金融緩和長期化や大型財政出動への期待感から前週末の米株市場で主要指数が揃って最高値を更新、朝方発表された10~12月期の実質GDP成長率が市場予想を上回ったことを受け、高寄りのあと後も上げ幅を広げ、一気に3万円大台に乗せました。
値上がり銘柄6割にとどまる
買い一巡後は当面の目標達成感や高値警戒感から一旦伸び悩みましたが、時間外の米株価指数先物が高く、国内でも新型コロナワクチン接種が近づき、経済正常化が期待されたことが買い安心感を誘い、後場一段高できょうの高値付近で引けています。ただ、先物主導の上昇だったことから、好決算銘柄を除いては中小型株の動きは鈍く、東証1部の値上がり銘柄数は1339と6割強にとどまりました。
ダイセキや大阪有機を追撃
きょうは指数採用銘柄と大型株中心の展開で、推奨銘柄に大きな動きはありませんでしたが、メルカリ<4385>は上げ一服ながら底堅くBASE<4477>は反発、アドテスト<6857>も堅調でした。3Q決算発表が出揃い、今後は3Q以降来期に向け一段の収益拡大、あるいは回復が見込める銘柄が選別されていくことになります。きょうはダイセキ<9793>と大阪有機<4187>に追撃買い、日立造<7004>に打診買いを入れました。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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