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朝高の利食い売りに押される
18日の東京市場は続落しました。日経平均は56円安です。FOMCの議事要旨で米金融緩和の長期化観測が広がったことで買い先行で始まりましたが、朝方に270円近くに上昇したあとは利益確定売りに押されました。半導体などハイテク株や鉱業、鉄鋼の景気敏感株も売られ、東証1部騰落銘柄数は値下がりが1713と全体の8割近くを占めています。
米長期金利の上昇も警戒
日経平均の200日移動平均からの上方乖離(かいり)率が25%程度まで拡大していたことで過熱感が意識される一方、米長期金利の上昇も警戒され、前日の米株市場ではダウが最高値を更新しましたがナスダックは続落しており、ハイテク株に加えグロース系の中小型株も軟調でした。日経平均は小幅安ながら、ファーストリテがを170円円程度押し上げており、個別にはきつい下げになっている銘柄も目立っています。
逆行高の東映アニメとメルコに買い
推奨銘柄では収益上振れ期待のスマレジ<4431>が切り返しに転じましたが、他は弱含む銘柄が増えました。後場は逆行高の東映アニメ<4816>を買い直し、メルコ<6676>に打診買いを入れましたが、全般利益確定の動きが強まるのか、米長期金利の動向と物色の流れなど状況を見極めながら慎重に対応したいと思います。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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