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反発し大引けにかけ締まる
3日の東京市場は反発しました。日経平均は150円高です。長期金利の上昇が一服していることで時間外の米株価指数先物が高く、買い優勢で始まったあと、一時下げに転じるなど前場は売り買いが交錯していました。ただ、ワクチン普及による経済活動正常化への期待は強く、大引けにかけ締まりました。上海、香港の中国株高もフォローになっています。
景気敏感株買われ相場支える
前日とは逆に半導体などハイテク株が売られ重荷になる一方、鉄鋼や非鉄金属、空運、海運など景気敏感株が買われ相場を支えました。東証1部の騰落銘柄数は前引け段階では値上り、値下がりが拮抗してましたが、大引けでは値上りが1338と全体の6割強を占めています。週末に米雇用統計発表を控え上値の買いは手控えられましたが、下値の買い意欲は強く底堅さが意識されました。
日立造が新値更新で上げ幅拡大
きょうも大型株中心の展開で、中小型株主体の推奨銘柄は冴えませんでしたが、前場に追撃買いを入れた日立造<7004>が新値更新で後場上げ幅を広げました。引き続き米長期金利を睨みながら、押し目買いスタンスで臨む方針ですが、一方で25日線を支持線に上値を志向する強いトレンドの銘柄も狙っており、後場は三櫻工<6584>とダイセキ<9793>に追撃買いを入れています。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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