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続伸し一時3万円回復
16日の東京市場は続伸しました。日経平均は154高です。前日の米株市場でダウの最高値更新が続き、長期金利低下を受けナスダック指数も反発に転じた流れを引き継ぎ、買いが優勢でした。朝方は小動きで推移していましたが、FOMCを前にいったん先物の売りポジションを解消する動きがあったようで、前場中ごろから上げ幅を広げ一時3万円大台を回復しています。
半導体や新興グロースも切り返す
ただ、きょうで6連騰となることから利益確定売りが上値を抑え、今晩から始るFOMCを前に様子見気分が強まり後場は膠着感が強まりました。それでも海運や空運など景気敏感株が買い進まれる一方、米ハイテク株高を受け、半導体や電子部品株も切り返し、東証1部の値上がり銘柄数は1529と約7割を占めています。新興グロース株も買い直されました。
メルコが後場一段高
推奨銘柄では日立造<7004>が新値を取り、三櫻工<6584>やミダック<6564>、澤藤電<6901>もしっかり、オムロン<6645>やアドテスト<6857>のハイテク株は切り返しました。今週は日米金融政策会合があり、イベント通過までは基本的に手控えですが、前場に追撃買いを入れたメルコ<6676>が後場一段高となり、後場は25日線を下値に一段高を志向してきたダイセキ<9793>を追撃しています。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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