過熱感なく出直る銘柄に照準【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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米ゼロ金利継続方針受け大幅反発

18日の東京市場は大幅に反発しました。日経平均は302円高と3万円台を回復しています。FOMCの結果でFRBが23年末までゼロ金利政策を継続する方針を示したことで米国株が上昇した流れを引き継ぎ、リスク選好の動きが強まりました。時間外の米株価指数先物や中国株高も支援になり、高寄りのあとも先物買いを交えて一時570円超に上げ幅を広げています。後場は日銀の金融政策についての報道を受け円が強含んだことで上げ幅を縮めましたが、下値では買いが入り持ち直して引けました。

日銀金融会合の結果待ち

米長期金利上昇懸念が後退したことで、ハイテク株の上昇が目立つ一方、銀行や自動車株などバリュー株も買われ相場を下支えしており、下値は堅い印象です。もっとも、あすの日銀金融政策決定会合では長期金利の変動を認てプラスマイナス0.25%程度に若干広げ、ETF買い入れは年6兆円とする目安をなくし、市場の混乱時に購入すると伝わっており、会合の結果と黒田日銀総裁の会見を確認するまでは動きづらく、膠着感が強まりそうです。

アドテスト、オムロンが続騰

推奨銘柄ではアドテスト<6857>、オムロン<6645>のハイテク株が続騰、日立造<7004>や三櫻工<6584>、ダイセキ<9793>も堅調に推移しました。イベント通貨までは慎重姿勢で、過熱感なく出直る銘柄に照準を合わせており、きょうはミダック<6564>の利益を確定する一方、サムコ<6387>へのナンピン、近鉄エクス<9375>への追撃買い、オリンパス<7733>の買い直しにとどめました。

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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