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景気敏感株中心に自律反発
25日の東京市場は5日ぶりに大幅反発しました。、日経平均は324円高です。前日までの4日間で1800円超の下落となった反動で、目先的な突っ込み警戒感から自律反発に転じました。買い一巡後は上げ幅を縮める場面がありましたが、時間外の米株価指数先物高を支えに前引けにかけ上げ幅を広げ、後場はじり高歩調で一時410円超に上昇しています。
グロース株は上値重い
海運や非鉄金属、鉄鋼、銀行など急落していた景気敏感株を中心に買いが広がり、東証1部の騰落銘柄数は値上りが1925と9割近くを占めました。ただ、米ハイテク株安を受け半導体関連などには売られる銘柄が散見され、下げ渋ったとは言えマザーズ指数は続落しており、グロース系の中小型株は上値の重い状況です。
日立造やダイセキが切り返す
推奨銘柄では日立造<7004>やダイセキ<9793>が切り返し、近鉄エクス<9375>は底堅く推移しており、後場に入って下げ渋る銘柄が増えました。ただ、全般はひとまず反発しましたが、米長期金利の動向が気になり、まだ当面の底が入ったかを確認する必要があるでしょう。引き続き慎重姿勢で、きょうは25日線を下値に急反発に転じてきたDmMiX<7354>への追撃買いのみにとどめました。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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