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配当権利落ち埋め4日続伸
30日の東京市場は4日続伸しました。日経平均は48円高です。ワクチン接種加速による早期経済正常化への期待から、前日の米株市場でダウが最高値を更新したことから底堅い動きになりました。空運、海運など景気敏感株の一角や半導体、指数寄与度の大きいファーストリテイリングの上昇が指数を支え、配当権利落ち分178円を埋めて後場上げに転じています。
見かけは強いが楽観できず
もっとも、全体の7割強の銘柄が下げ、TOPIXはマイナスで着地しており、高配当株のなかには落ち分を埋めることができず、大幅安で推移する銘柄も散見されました。また、米ファンドの巨額デフォルト問題もくすぶり続けており、相場は見かけ上強いものの、楽観はできないでしょう。安易な上値追いや押し目買いは避け、強い銘柄に絞り込んで切り返しを狙っていきたいと思います。
ダイセキが大幅高で最高値
推奨銘柄ではダイセキ<9793>が大幅高で最高値更新、スマレジ<4431>は急反発に転じ、アドテスト<6857>は権利落ち分を埋めて一段高となりました。他候補銘柄もおおむね底堅く推移しており、きょうは田中化研<4080>や澤藤電<6901>、アサヒHD<5857>追撃買いを入れ、三櫻工<6584>を買い直しています。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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