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ハイテク株を中心に反発
1日の東京市場は反発しました。日経平均は210円高です。前日の米株市場でナスダック指数が大幅に上昇したことや為替が円安に振れていることから半導体関連などハイテク株を中心に堅調な展開でした。米国で2兆ドルの財政出動計画が明らかになり、半導体生産支援やAI研究開発投資が盛り込まれ、3月日銀短観で大企業製造業の業況判断DIが市場予測を上回ったこともフォローになり、一時上げ幅を400円超に広げています。
景気敏感株売られ伸び悩む
一方で鉄鋼や空運など景気敏感株が利益確定売りに押され、後場は伸び悩んでおり、東証1部の騰落銘柄数は値上がり861に対して値下がり1261と値下がりが大きく上回りました。日経平均は25日線を上回り、一段高が期待されるところですが、米国では今夜にISM製造業PMI、2日には雇用統計の発表を控えており、週内は模様眺め気分の強い展開が続きそうです。
アドテスト、スマレジが大幅高で新値
ただ、大型バリュー株に対する出遅れ感からハイテク・グロース株が見直されており、推奨銘柄ではアドテスト<6857>、スマレジ<4431>が大幅高で新値を取ったほか、ダイセキ<9793>やカプコン<9697>もしっかりで、他候補銘柄も出直る銘柄が増えました。きょうはBASE<4477>とマクアケ<4479>にナンピン、NexTone<7094>、アズーム<3496>、大阪有機<4187>に追撃買いを入れています。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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