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主力株中心に売り圧力強まる
6日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は392円安です。ダウが最高値を更新するなど米国株が高く、買い先行で始まりましたが、前日まで3日続伸し3万円大台を回復していたことから主力株を中心に売り圧力が強まり、寄付きを高値に水準を切り下げました。時間外の米株価指数先物安も重しで、日経平均が3月18日の直近高値を抜けずに反落したこともあって後場は売り急ぐ動きとなり、一時下げ幅を420円超に広げています。
9割近くが下落するほぼ全面安商状
海運や空運、銀行などの景気敏感株が戻り売りに押され、半導体は利食い売りに反落しており、東証1部上場33業種のうち32業種が下落、値下がり銘柄数は1897と全体の9割近くを占めるほぼ全面安商状でした。目先的に上値を追うには材料不足で、3月期決算発表までは外部環境に左右されされやすく、米長期金利をにらみながら、バリュー株とグロース株を循環物色することになりそうです。
アドテストや大阪有機を利益確定
きょうは推奨銘柄もほとんどが上げ一服となっており、前場の早い段階でアドテスト<6857>や大阪有機<4187>、近鉄エクス<9375>の利益を確定する一方、オハラ<5218>、サムコ<6387>などの損失を確定して損益を相殺しました。一方、今期2ケタ増益を予想したダイセキ<9793>はインフレヘッジの観点からも強い動きを続けており、登録店舗数を伸ばしたスマレジ<4431>もしっかりです。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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