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不安定な動きで前引けは小幅続落
7日午前の東京市場は小幅続落、日経平均は10円安です。前日の大幅安の反動で買戻しが先行しましたが、一巡後は戻り売り押され下げに転じるなど不安定な動きでした。日経平均は上下170円幅で変動しましたが、IMFが21年の世界経済見通しを上方修正したことが一定の下支え要因になり、鉄鋼や海運など景気敏感株が買われ、前引けにかけ前日終値水準に引き戻しています。東証1部の騰落銘柄数は値上がりが1590と全体の7割以上を占めました。
市況関連を追撃買い
推奨銘柄も買い直される銘柄が多く、おおむね底堅く推移しており、ダイセキ<9793>が大幅高で1週間ぶりに最高値を更新しました。今期は2ケタ営業増益を見込み、市況改善に伴う銅精錬の採算向上が期待されています。インフレヘッジの観点からも市場の関心を集めており、前場は同じく市況関連のDOWA<5714>とアサヒHD<5857>に追撃買いを入れました。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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