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経済正常化遅延懸念から大幅反落
20日の東証市場は大幅に反落しました。日経平均は584円安です。前日の米国株安と円の強含みに加え、国内感染拡大に歯止めがかからず、経済活動正常化が遅れるとの懸念から主力株を中心に売り圧力が強まりました。ギャップダウンして寄り付いてからも先物売りを交えて、一時600円超に下げ幅を広げています。
33業種中32業種が下落
東証1部の値下がり銘柄数は1899と9割近くを占め、特に指数採用の値がさ株の下げが日経平均を押し下げました。セクター別には33業種中32業種が下落しており、上昇したのは海運のみです。緊急事態宣言発出により経済活動抑制が長期化すれば企業収益への影響も大きく、日経平均は下値のめどとされてきた75日線レベルまで一気に下落しており、正念場を迎えました。
中小型の下げ軽微で逆行高銘柄も
ただ、中小型株については下げは比較的軽微で、逆行高する銘柄も少なくありませんでした。前場は売り買いとも見送りましたが、後場は推奨銘柄のなかで終日堅調に推移したスマレジ<4431>やオキサイド<6521>、ベビーカレ<7363>などへの追撃買いに加え、スパイダP<4192>、フルヤ金<7826>に打診買いを入れています。3月期決算発表に備え、手持ちの大半を整理していましたので、成長株への投資チャンスと考え、攻めの姿勢に転じました。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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