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買い手控えに反落
27日の東京市場は反落、日経平均は79円安です。前日の米株市場でナスダック指数が最高値を更新した流れを受け、買いが先行しましたが、小高く寄り付いた後は次第に弱含んでいきました。主要企業の決算発表が本格化するなか、国内感染への警戒感も買いを手控えさせており、前日に続いて薄商いで方向感に乏しい展開です。ただ、好決算や材料を発表した中小型株が買われ、東証1部の騰落銘柄柄数は値上りが1051と値下がりを若干上回りました。
半導体関連は上げ一服
安川電機や日本電産、エムスリーなど主要企業の決算に対する反応は芳しくなく、推奨銘柄できょう引け後に決算発表を予定しているアドテスト<6857>を朝方に一旦利益を確定しました。アドテストは朝高のあと小幅に下げに転じましたが、レーザーテックをはじめ半導体関連も同様に反落、あるいは上げ幅を縮めており、オキサイド<6521>やQDレーザ<6613>、シキノハイ<6614>も上げ一服です。まずはアドテストの決算内容と株価の反応を見極めたいと思います。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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