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様子見も朝安のあと持ち直す
28日の東京市場は反発しました。日経平均は62円高です。持ち高調整の売りに続落して始まりましたが、一巡後は持ち直しました。円が弱含んでいることで好決算発表の半導体関連などハイテク株が買われたほか、アルケゴス損失発表によるアク抜け感から野村HDも続伸しています。もっとも、ゴールデンウィーク前で米FOMCも控えていることから、様子見ムードの強い状況に変わりはありませんでした。
ファナックなどポジティブ反応
ただ、好業績見通しながらアナリスト予想に届かながったファナックとアドバンテストが朝安のあと上げに転じたことは明るい材料です。安川電機、日本電産、エムスリーとこれまでの主要企業決算に対する反応はネガティブで、買い手控え要因になっていましたが、過度の警戒感は後退したでしょう。また、バイデン政権による富裕層への増税やFRBが年内にテーパリングを開始するとの見方が浮上していますが、相応に相場に織り込まれたと見ています。
アドテストを買い直す
推奨銘柄はおおむね底堅く、きょうはアドテスト<6857>を買い直すとともに、新光電工<6967>やオキサイド<6521>、スクリーン<7735>の半導体関連、また、好決算発表のアサヒHD<5857>とスピード調整一巡から出直ってきたスマレジ<4431>に追撃買いを入れました。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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