目次
週足陽線も方向性確認に至らず
連休明けの東京市場は2日立ち合いで、休場中に米株市場でダウが最高値を更新したことから、6日の日経平均は500円を超える急反発となりました。7日は前日の大幅高の反動や米雇用統計発表を控えて売りに押される場面はありましたが、小幅ながらも続伸して引けており、週足は5週ぶりに陽線を形成しています。もっとも、日経平均は25日線に上値を抑えられるかたちで伸び悩んでおり、方向性を確認するには至りませんでした。
マザーズ指数の動きに注意
景気回復期待や市況好転を受けて鉄鋼や海運など大型バリュー株が買われる一方、東京エレクトロンをはじめ半導体関連も切り返しました。ただ、マザーズ指数の弱い動きが気になるところで、一つの要因を見られている米ハイテク株安についてはナスダック指数が自律反発に転じてますが、週明け以降の動きにも注意が必要でしょう。また、決算への反応は内容が良くても織り込み済み、あるいは出尽し感から急落する銘柄が少なくありません。
DOWA堅調でアドテストも切り返す
推奨銘柄ではDOWA<5714>やフルヤ金<7826>、アサヒHD<5857>などが堅調で、アドテスト<6857>やシキノハイ<6614>も切り返しました。週明けも主要企業の決算と株価の反応を確認しながら、金属市況高でメリットを受けるリフレ関連と一段の収益拡大が有望視される半導体関連や周辺銘柄の買場を探る考えです。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント