リバウンド狙いに備える【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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大幅続落で一時720円安

12日の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は461円安です。前日の急落の反動で朝方は買戻しが先行しましたが、米長期金利上昇への警戒感は根強く、一巡後は売りに傾きました。時間外の米株指数先物安が買いを手控えさせ、海外渡航歴のない7人が新型コロナに感染したことで台湾株が急落したことを受け、後場は売り圧力が強まり、720円まで下げ幅を広げています。

米CPIの結果と市場の反応次第

ただ、場中に今期最高益予想と併せて自社株買い、株式分割を発表したトヨタが反発に転じたことで、後場中ごろから下げ幅を縮めました。もっとも、前日の米株市場ではインフレへの警戒感から景気敏感株にも売りが波及し、ダウが500ドル近い下げとなっており、今夜発表される米消費者物価指数(CPI)の結果とこれを受けた長期金利、米株市場の反応次第ということになるでしょう。

推奨銘柄のほとんどが軟調

きょうも推奨銘柄のほとんどが軟調で好決算発表のスクリーン<7735>は朝高のあと下げに転じ、フルヤ金<7826>は当面の出尽くし感からストップ安まで売られました。ただ、日経平均は前日ときょうの2日間で1300円を上回る下げとなっています。全般落ち着きを待つ必要はありますが、短期的な突っ込み警戒感が意識され、リバウンド狙いには備えたいと思います。

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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