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方向感なく続落
1日の東京市場は続落しました。日経平均は45円安です。前日の大幅安の反動で買戻しが先行しましたが、朝高のあとは急速に値を消し、後場に入ると前日終値水準まで戻すなど方向の定まらない展開でした。前日の米株市場が休場で海外投資家の動きは鈍く、今晩発表の米ISM製造業景況感指数の結果を見極めたいとして売り買いとも手控えられ、東証1部の売買代金は概算で2兆443億円にとどまっています。
個別物色で値上り銘柄6割強占める
ただ、トヨタが連日で最高値を更新したほか、台湾TSMCが日本で実施する先端半導体の研究開発に国内20社超が参加すると伝わったことで関連銘柄がにぎわうなど個別に物色意欲は強く、騰落銘柄数は値上りが1361と6割強を占めました。今週は米国で重要経済指標発表が相次ぐことから、全般は様子見に上値の重い展開が続きそうですが、好業績株や材料の出た銘柄を個別に物色していくことになりそうです。
キノハイは後場一段高
推奨銘柄については損益を相殺して大半を整理売りしており、引き続き出遅れ銘柄の戻りを待ちながら、銘柄を絞り込んで値幅を狙いました。前場に追撃買いを入れたシキノハイ<6614>は後場一段高に買われ、後場は利益確定売りをこなして上げに転じてきた同じく半導体関連の小型成長株のQDレーザ<6613>に追撃買いを入れています。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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