戻り売りこなし高値を目指す銘柄【正直じいさんの株で大判小判】

買戻しや押し目買いに反発

２日の東京市場は3日ぶりに反発しました。日経平均は１３１円高です。前日の米株市場はナスダックが下落、ダウも上昇ながら上げ幅を縮めて引けており、朝方は２５０円近くに下落しました。ただ、ワクチン接種進展への期待から買戻しや押し目買いが優勢になり上昇に転じています。もっとも２万９０００円水準では戻り売り圧力が強く、後場膠着感を強めました。

トヨタが連日の最高値

陸運、海運、空運など景気敏感セクターに買いが広がる一方、トヨタが連日で最高値を更新、レーザーテックや信越化など半導体関連の一角も高く、東証１部の６割の銘柄が上昇しました。一方、バリューシフトが意識されるなか新興グロース銘柄の上値は重く、きょうから始まったＩＰＯに資金が吸収された影響もあり、直近上場の値嵩株のなかに値を崩す銘柄も散見されます。

シキノハイが大幅高で最高値

推奨銘柄は中小型株が主体できょうは上値の重い状況でしたが、シキノハイ<6614>は前日に続いて大幅高に買われ、最高値を更新しました。引き続き出遅れ銘柄の戻りを待ちながら、戻り売りをこなして高値を目指す銘柄に絞り込んで値幅を狙う考えで、きょうはダイセキ<9793>を買い直し、栗田工<6370>に追撃買いを入れています。

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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