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持ち高調整売りに続落
9日午前の東京市場は続落、日経平均は102円安です。前日の米株市場はまちまちで、10日に米消費者物価指数(CPI)の発表、週末にはメジャーSQを控え様子見ムードが強いなか、値がさハイテク株への持ち高調整の売りに押されました。ただ、ワクチン大規模接種による経済正常化期待から下値を売り込む動きななく、前日同様、後場は膠着感を強めています。
個別に物色意欲は旺盛
半導体関連の中心銘柄が大幅に続落し、海運株も利益確定に傾いたことが場味を悪くしましたが、米国が日本への渡航規制を緩和したことで空運が続騰、エーザイがこの日もストップ高比例配分となり薬品セクターに物色が広がったほか、外食や挙式関連などアフターコロナ関連株も買われました。イベント通過までは上値の重い状況が続きそうですが、個別には物色意欲は旺盛です。
栗田工が高値圏で強い動き
きょうは推奨銘柄に大きな動きはありませんでしたが、栗田工<6370>が高値圏で強い動きを見せ、スマレジ<4431>は出直りの動きを強めました。半導体関連についてレーザーテックが大幅続落ながら、商いを集め東証1部売買代金トップに立っており、25日線レベルで下げ渋りましたので、後場に周辺銘柄で医療関連の材料を内包するQDレーザ<6613>に追撃買いを入れています。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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