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反発も様子見に上値重い
10日の東京市場は3日ぶりに反発しました。日経平均は97円高です。前日の米株市場が下落したことで売りが先行しましたが、時間外の米株価指数先物高が支えになり、朝安のあとは上昇に転じました。もっとも、今晩に米消費者物価指数(CPI)の発表、週末にはメジャーSQを控え様子見ムードは強く、上値の重い状況に変わりはありません。
米ハイテク株高受け半導体買い戻し
米債券市場はインフレをへの動きを過度に織り込んでいたのでしょう。前日の米株市場は3指数揃って下落したものの、長期債利回り低下を受けてハイテク株が高く、東京市場でも半導体関連を中心にグロース系値嵩株が買い戻されました。ただ、インフレ懸念が再燃する可能性は残っており、あすはCPIの結果を受けての長期債と米株市場の動向、メジャーSQ通過後の動きを見極めたうえでの対応になるでしょう。
半導体関連の切り返し狙う
推奨銘柄はアドテスト<6857>やHOYA<7741>、シキノハイ<6614>が反発に転じ、栗田工<6370>やQDレーザ<6613>など半導体関連と周辺銘柄が底堅く推移しています。本格反騰へはまだSQ通過後の値動きを見極める必要はありますが、先回り的にレーザーテック<6920>とQDレーザ、トレックスセミ<6616>の切り返しを狙っていきました。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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