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景気敏感株中心に売り広がる
29日の東京市場は大幅続落、日経平均は256円安です。新型コロナウイルス変異型の感染拡大が警戒されるなか、前日の米株市場でダウが下落したことで、景気敏感株を中心に売りが広がりました。一方でスダック指数やSOX指数が最高値を更新したことから、半導体関連株の一角が買われましたが、利益確定売りに反落する銘柄も多く、東証1部の騰落銘柄数は値下がりが1728と全体の8割以上を占めています。週末に米雇用統計発表を控えていることや月末安アノマリーも意識されました。
大引けにかけ締まる銘柄に照準
推奨銘柄ではオキサイド<6521>や栗田工<6370>は上げ一服ながら、イーレックス<9517>が新値追い、レーザーテック<6920>やHOYA<7741>、ダイセキ<9793>、スマレジ<4431>も堅調です。前場は売り買いとも見送りましたが、引き続き過熱感なく高値抜けを目指す銘柄を狙う方針で、後場は大引けにかけ締まってくる銘柄に照準を合わせたいと思います。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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