ダイセキが最高値【正直じいさんの株で大判小判】

見送りムードも小幅反発

３０日午前の東京市場は小幅反発、日経平均は２円高です。堅調な経済指標を受け前日の米株市場が上昇、ナスダック指数が最高値を更新した流れを引き継ぎ買い先行で始まりました。ただ、朝方に１８０円超に上昇したあとは値を消し、小幅ながら下げに転じる場面もありました。週末の米雇用統計など重要指標の発表を控え模様眺めムードが強く、前場段階の東証１部売買代金は概算で１兆４５５億円にとどまっています。２万９０００円台では上値の重い状況ですが、それでも底堅さは意識され、中小型株が個別に物色されており、騰落銘柄数は値上り、値下がりとも１０００を超え拮抗しています。

ＨＯＹＡの利益とカプコンの損失を相殺

推奨銘柄ではダイセキ<9793>が最高値、イーレックス<9517>も新値を追い、レノバ<9519>も堅調でオキサイド<6521>も底堅く推移しました。引き続き過熱感なく高値抜けを目指す銘柄を狙う方針で、前場はスマレジ<4431>、栗田工<6370>に追撃買いを入れる一方、ＨＯＹＡ<7741>の利益とカプコン<9697>の損失を相殺して銘柄を絞り込んでいます。

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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