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2万8000円壁で下値探る
前週の東京市場は日経平均2万8000円が壁になり、週末にかけ下値を探りました。新型コロナ感染拡大への警戒感が強まるなか、中国当局による教育関連企業への規制強化を嫌気した中国株の下落も重しになり、週末30日は500円近い大幅な下げで直近安値を割り込んでいます。高値期日を迎える銘柄が多いことや月末安が続いていることも意識されました。
上振れ期待銘柄をチェック
決算への反応は主要企業が内容が良くても売られる悩ましい状況が続きました。感染拡大による経済活動への影響を警戒した長期スタンスの投資家が一部利益確定売りを出しているのでしょう。好決算で売られる銘柄は日足、週足は調整していても月足は高い位置にあます。ただ、好業績銘柄には益回りや割安感から下値には買いが入ります。当面は2Q以降上振れが期待できる銘柄をチェックして、底入れから出直るタイミングを狙いたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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