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終盤下げ幅広げ大幅反落
１９日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は３０４円安です。ＦＯＭＣ議事要旨がテーパリングを示唆する内容だったことから、前日の米株市場で主要３指数が揃って下落した流れを引き継ぎました。安寄りのあと下値では買いが入り一旦下げ渋りましたが、上海などアジア株の下落が重石で軟化、後場は前場終値水準でもみ合っていましたが、終盤にトヨタの減産報道が流れたことから自動車株が売られ下げ幅を拡大しています。
マザーズ指数も値を消す
新興市場では売り込まれていた銘柄や値ごろ感から主力株に買いが入り、続伸していたマザーズ指数も値を消す動きで小幅ながら下げに転じました。日経平均は７月３０日の直近安値を割り込み、全般は一段安を覚悟せアるを得ない状況になりました。ただ、企業業績は好調でＰＥＲや配当利回りなどから指標からは売られ過ぎの水準で、好業績銘柄の切り返しを狙う基本方針に変更はありません。
後場は買いを見送る
推奨銘柄では大幅に続伸していたオキサイド<6521>が伸び悩み、アイドマＨＤ<7373>は小幅ながら下げに転じました。前場はオキサイドとステムセル研<7096>に追撃買い、ＱＤレーザ<6613>、Ｅｎｊｉｎ<7370>に打診買いを入れましたが、後場は買いを見送りました。引き続き売り込まれた好業績銘柄でリバウンドを狙う考えですが、まずは全般下げ止まりを確認してからです。
花咲 翁
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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