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戻り売りに押されジリ貧
26日の東京市場は続落、日経平均は17円高です。朝高のあと戻り売りに押されるジリ貧商状で後場は膠着感を強めましたが、下値を売る動きはなく小幅ながら上昇して引けました。前日の米株市場は主要3指数が揃って高く、ナスダック指数とS&P500指数が連日で最高値を更新しましたが上げ幅は限られ、あすのジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演内容を確認したいとして手控えムードが強まっています。
出遅れの中小型株が自立反発
ただ、リバウンド基調は続いており、半導体関連や鉄鋼など景気敏感株の一角が買われたほか、出遅れていた中小型株が自律反発に転じ、東証1部の騰落銘柄数は値上がり1260に対して値下がり826と値上りが上回りました。マザーズ指数が5日続伸、ジャスダック平均は4日続伸しており、新興市場に大幅高に買われる銘柄が目立っています。
Enjinを利益確定
推奨銘柄ではオキサイド<6521>やQDレーザ<6613>、シキノハイテク<6614>が急反発、味の素<2802>やマクニカ富士<3132>、HOYA<7741>も堅調に推移しました。ただ、先駆した銘柄には戻り売りや利益確定売りに押される銘柄も散見され、きょうは最高値更新後に伸び悩んだEnjin<7370>の利益確定し、出遅れているブレインズテク<4075>とシキノハイテクに追撃買いを入れています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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