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4週連続高で31年ぶり高値水準
前週の東京市場は4週連続高で、31年ぶりの高値水準へ浮上しました。日経平均の上昇幅は3486円、率にして12.9%に達し、高値更新後はさすがに上げ一服となりましたが、週末17日も押し目買いに切り返し、3万500円台を維持して引けており、予想以上に底堅い動きです。新政権の経済対策へ期待が強く、中国不動産大手のデフォルト問題にも過度の反応はありませんでした。今週は立ち合い日数が3日しかないうえ、FOMCが開催されることから、米金融政策を見極めたいとして様子見ムードが強まりそうです。ただ、海外から中長期資金の流入が続いており、先高感の強い状況に変わりはありません。
近鉄エクスが大幅高で新値追い
推奨銘柄では近鉄エクス<9375>が大幅高で新値追い、ダイセキ<9793>は最高値圏で強い足取りで、ブレインズテク<4075>やステムセル研<7096>も反発。週末は味の素<2802>、村田製作<6981>の利益を確定する一方、ダイセキに追撃買いを入れました。連休明けは海運や半導体など強い銘柄がさらに上値を追うのか、出遅れセクターが見直されるのか、まずは物色の流れを見極めたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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