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4週ぶりに大幅反発
前週の東京市場は4週ぶりに大幅反発しました。日経平均は週間で1019円、率にして3.6%上昇し前の週までの下げ幅のほぼ半値を取戻しており、当面の底が入ったかたちになりました。週初に400円超上昇したあとはインフレへの警戒感から週央にかけ戻り売りに押されましたが、原油や金属など資源価格上昇が一服し、米長期債利回りが低下したことで週末にかけ出直りの動きを強め、2万9000円台を回復しています。指数採用銘柄や資源関連に偏っていた物色も半導体などハイテクセクターにも広がり、個別にも出直り相場を実感できる動きになりました。
オキサイド、シキノハイテクがストップ高
推奨銘柄についてダイセキ<9793>やミダック<6564>の金属市況に絡む産廃処理関連銘柄が終始強い動きで、週末にはオキサイド<6521>、シキノハイテク<6614>の新興市場の半導体関連が揃ってストップ高と急速に出直りました。全般は勢いがついており、週明けも堅調な展開が続きそうですが、戻りのメドに達した銘柄は確実に利益を確定して月末から始まる3月期2Q決算発表に備えたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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