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リバウンド継続も上値は重い
前週の東京市場は週半ばまでは順調に戻していましたが、21日木曜日は500円を超える急落になりました。日経平均が25日線を回復し戻り売り圧力が強まるタイミングで、中国不動産大手の恒大グループ株が急落、リスク警戒ムードが広がるなか、政府保有の日本郵政株売出に絡む換金売りも出ていたようで、先物主導で大幅に下げ幅を広げました。週末は反発に転じたことでリバウンド基調は継続していますが、インフレ懸念がくすぶり中国不動産債務問題も解決したわけではなく、衆院選では自民党が単独過半数を維持できるかが争点に浮上しており、週明けも上値の重い展開が続きそうです。
資源関連の切り返しで一回転
推奨銘柄については週前半でほとんどを損益確定して、三井松島HD<1518>、フルヤ金<7826>の資源関連の切り返しで一回転狙いました。ただ、本格始動は決算内容と株価の反応を確認してからと考えており、噴き値では確実に利益を確定して主要企業の決算発表に備える方針です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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