目先は資源関連で一回転【正直じいさんの株で大判小判】

ハイテク株売られ反落

週明け２５日の東京市場は反落しました。日経平均は２０４円安です。前週末の米株市場でダウは最高値を更新したものの、金利上昇懸念からナスダックやＳＯＸ指数が下落したことから、半導体や電子部品などハイテク株中心に売りが優勢でした。ギャップダウンして寄り付いた後は一旦下げ渋りましたが、ソフトバンクＧやファーストリテの指数寄与度の高い値がさ株の下げが重しになり、一時３３０円超に下げ幅を広げています。自民が静岡補欠選で敗れたことから政局への不透明感も重石になりました。

主要企業の決算発表待ち

ただし、鉄鋼など景気敏感セクターは買いが優勢で、原油価格上昇を手掛かりに石油や石炭など資源関連株に強い動きを見せる銘柄が多く、業績予想の上方修正など材料の出た銘柄が個別に買われました。戻りは限られたとは言え、日経平均は７５日線が下値をサポートしており、下値を売り込む動きにはなりませんでした。もっとも手がかり材料も乏しく、当面は主要企業の決算発表待ちで膠着感が強まりそうです。

三井松島に追撃買い

推奨銘柄について、目先は資源関連の切り返しで一回転狙っており、フルヤ金<7826>は上げ一服ながら底堅く、２５日線を下値に出直ってきた三井松島ＨＤ<1518>に追撃買い、ダイセキＳ<1712>を買い直しました。ただ、噴き値では確実に利益を確定して決算発表に備えたいと思います。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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