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4日立ち合いも底堅い
前週の東京市場は3万円が壁になり上値の重い展開でした。米ハイテク株高を受け、レーザーテックや東京エレクトロンの半導体製造装置大手が最高値を更新する一方、海運は調整が続き、建設や食品など内需セクターには新安値銘柄が続出するなど、物色は跛行色が強まっています。ただ、今週は火曜日が祝日となり4日立ち合いながら、米国は週末がブラックフライデーで年末商戦への期待感から下値を売り込みにくく、東京市場も底堅く推移しそうです。
半導体先行銘柄には過熱感
週末はレーザーテックが小幅ながら続落、東京エレクトロンも日中高値から上げ幅を縮めましたが、HOYAが戻り足を速めほぼ高値引けとなりました。先行銘柄には過熱感が漂い始めていますが、週明けも半導体関連の出遅れや周辺銘柄を物色していくことになるでしょう。引き続きチェックした半導体に関連する好決算銘柄のなかから過熱感なく上値を志向してくる銘柄を狙う考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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