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4日ぶり反発も上値重い
1日の東京市場は4日ぶりに反発しました。日経平均は225円高です。パウエルFRB議長の議会証言でテーパリング加速が示唆されたことから米国株は安かったものの、前日までの3日間で1700円近く下げていた反動で買戻しが優勢になりました。朝高のあと下げに転じる場面がありましたが、時間外の米株価指数先物高を支えに持ち直しています。もっとも、上値は重く後場は2万8000円を挟んだ狭いレンジで揉み合い、大引けにかけやや伸び悩みました。
オミクロン株不透明でインフレ動向も
オミクロン株については感染力や毒性、経済への影響を含めてまだ分からない点が多く、不透明感が強い状況に変わりはありません。また、今晩はADP雇用統計やISM製造業景況指数の発表が予定され、米インフレ動向も確認する必要があり、海外情勢をにらみながら不安点な値動きが続くでしょう。ただ、東証1部の売買代金高は概算で3兆2144億円をこなしました。過度に弱気に傾いた心理が修正されれば、急ピッチの戻りもあるタイミングに来ています。
レーザーテックや三井ハイが切り返す
推奨銘柄もレーザーテック<6920>やHOYA<7741>、三井ハイ<6966>が切り返し、メルカリ<4385>やプラズマ<6668>、フルヤ金<7826>も底堅く推移しました。前日にまとまった銘柄に買いを入れましたので、前場は売り買いとも手控えましたが、直近高値銘柄でリバウンドを狙う方針で、後場強い動きを見せたオキサイド<6521>に追撃買いを入れています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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