下値売り込み辛くなる【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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反落も下げ渋る

2日の東京市場は反落しました。日経平均は184円安です。オミクロン株感染が確認されたことで前日の米株市場が後半に大きく値を崩した流れを引き継ぎ、朝方に290円超に下落しました。ただ、売り一巡後は時間外の米株価指数先物高を支えに一時上昇に転じるなど、突っこみ警戒感から下げ渋る動きです。後場は小安い水準でもみ合い、大引けにかけて手じまい売りに弱含みましたが、下値は売り込み辛くなってきたということでしょう。

不安定な状況続く

もっとも、ソフトバンクGなど指数寄与度の高い値がさ株が売られ、マザーズ指数が3%を超えるきつい下げになり、逆行高で高値圏にあった銘柄が換金売りに値を崩すケースが目立ちました。過度に弱気に傾いた心理が修正されれば、急ピッチの戻りもあるタイミングに来ていますが、変異株問題に米テーパリンク加速も懸念され、しばらくは不安定な状況が続きそうです。

値動きチェックしてリバウンドに備える

推奨銘柄について、前場に高圏で値を崩し始めたフルヤ金<7826>の利益を確定してMSOL<7033>の損失を相殺、後場は底入れの兆しが見えてきたハリマ化成G<4410>と逆行高で5日線と25日線を上回ってきたホトニクス<6965>に追撃買いを入れました。全般は反転のきっかけ待ちながら、週末に米雇用統計発表を控えあすは様子見ムードが強まりそうで、銘柄個々に値動きをチェックしてリバウンドに備えたいと思います。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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