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先物主導で大幅続落
週明け20日午前の東京市場は大幅続落、日経平均は490円安です。主要国中銀の金融緩和縮小や欧米でのオミクロン株感染拡大を警戒して前週末の米株市場でダウが500ドル超す大幅な下げになった流れを引き継ぎました。安寄りのあとは下げ渋っていましたが、先物主導で前引けにかけ下げ幅を広げています。時間外の米株価指数先物安や中国人民銀行が利下げを発表したものの上海株が下落したことも心理を冷やしました。東証1部の騰落銘柄数は値下りが1981と9割以上を占める全面安商状になりました。
メルカリをショート
推奨銘柄については前週末に三井ハイテク<6966>やレーザーテック<6920>をはじめ手持ちのハイテク株をすべて利益確定しており、前場は東京製鉄<5423>の利益でダイセキ<9793>の損失を相殺して整理を進めました。一方でショートでメルカリ<4385>に打診売りを入れています。全般値の荒い展開が続いていますので、売り買いとも慎重を期し、異例のIPOラッシュのなか安値で初値を付けた高成長銘柄をチェックしながら、次のチャンスを待ちたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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