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大幅続落し後場一段安
週明け20日の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は607円安と2万8000円を割り込んでいます。主要国中銀の金融緩和縮小や欧米でのオミクロン株感染拡大を警戒して前週末の米株市場でダウが500ドル超す大幅な下げになった流れを引き継ぎました。安寄りのあとは下げ渋っていましたが、中国人民銀行が利下げを発表したことが景気減速懸念につながり、後場に入ると下げ幅を650円超に広げています。
すでに突っ込み警戒感
東証1部の騰落銘柄数は値下りが2051と94%を占める全面安商状で、まだ下げ止まる気配はありません。ただ、日経平均は前週末ときょうの2日間で1100円を上回る下落となっており、底割れ状態のマザーズ市場も含め、すでに短期的な突っ込み警戒感が意識される状況になったのではないでしょうか。先行して売られた銘柄に下げ渋るケースが見られ、きょう下げがきつかった銘柄も下値抵抗ラインに届きつつあります。
メルカリをショート
推奨銘柄については前場に東京製鉄<5423>の利益でダイセキ<9793>の損失を相殺して整理を進める一方でショートでメルカリ<4385>に打診売りを入れました。ただ、前述の通り後場一段安となったことで、ここからの下落局面は買いで対処すべきと考え、後場は売り買いとも手控え様子を見守っています。まずは全般下げ止まりを待って短期リバウンドを狙っていきたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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